2年生 大学出張講義

7/10(水)6,7限、2年生全員を対象に9分野の大学の先生方にお越しいただき、大学出張講義を行いました。大学の講義に触れることで学問の楽しさを体験し学習意欲を向上させること、自分の進路選択について視野を広げることを目的に、2年生の夏休みを前にしたこの時期に毎年開催しています。大学の先生方がそれぞれの専門分野について、高校2年生にもわかりやすく講義して下さいました。今回の講義を参考に、これからの夏休みでオープンキャンパスや各種体験などにも参加して、さらに自分の進路について深めていってくれることを期待しています。講義をして下さいました先生方、ありがとうございました。

~ 生徒感想 ~
<教育>
・ヨーロッパのインターナショナルスクールでは、「英語」「数学」などの教科がなく、大きな課題を解決するなかで多くの分野が学べると知り、日本との違いに驚きました。
・点式材の材料などを直接手にとって感じることができ、貴重な体験ができました。

<工学>
・日本海側ではあまり多く地震が起こることはないけれど、いつ何がおこるのか分からないので、十分に備えておきたいと思います。もし地震が起こったら、想定していたことにはこだわらず、より安全なところに避難することが必要になってくるということがわかりました。
・想定よりも大きく強い地震を想定して、訓練したり、自分の命を守れるようにしたいと思います。

<経済・経営>
・福井の繊維業が時代や需要に対応してきたことで生産が拡大してきたことを初めて知りました。人工血管や心臓パッチの技術、世界の有名なブランドにも布地を提供していること、これまで知らなかったことが多いので、これから注目して行きたいと思います。

<生物資源>
・日本では気温が上昇し降水量が増え、北極海では海氷が減少している。このような環境問題が解決する手段が見つかるといいなと思います。
・讃岐うどんの小麦はオーストラリア産だということに驚きました。

<看護>
・食べることの意義や「誤嚥性肺炎」について、詳しいことを知ることができました。将来看護の職につきたいと思っているので、講義の内容を生かしていきたいです。
・食事はただ栄養を取るだけではなく、生活の楽しみでもあるということが印象的でした。高齢の方でもその楽しみを感じられるようにユニークな形のスプーンやコップなどを実際に見ることができておもしろかったです。

<情報学>
・日頃使っているパソコンやスマートフォンがどのように計算したりデータを小さくしたりしているかがわかりました。
・情報分野というと、計算だったり電子回路だったりのイメージしかありませんでしたが、コンピューターを通して快適な暮らしを求めていく心理的なことも影響してくることを学び、一気に身近に感じました。

<心理>
・描くだけで性格や自分のあり方まで知ることができる心理学をとても興味深く思いました。
・心理学について知らないことが多かったけれど、それを少しは知ることができました。自分なりに勉強して、理解できることが増やしていきたいです。

<幼児教育>
・保育士という仕事は難しい仕事だと思いました。子供同士のけんかも止めるタイミングが大事で、全部保育者が止めてしまってもだめだということもわかりました。
・保育士になりたいという気持ちが強くなりました。もっと調べて知っていきたいと思います。

<健康栄養>
・いちばん心に残っているのは、食べる相手の立場に立つことの大切さです。これからの食物科での学習の中でも意識していきたいと思います。
・管理栄養士はメニューを考えるだけかと思っていましたが、傷病者の話を聞いてメニューを考え、食後に感想を聞いてまたメニューに生かすという、技術だけじゃなくてコミュニケーション力も必要な仕事だと思いました。
・「痩せたい」という人の場合、揚げ方や切り方で志望の摂取量が違ってくると知ってなるほどなぁと思いました。様々な調理法でどのようなことができるのか知ることができました。