生活情報科 デザイン講義 大谷 直子先生

11月18日(水)、生活情報科の「高度技術者による職業人育成」事業でデザインについての講義が行われました。
生活情報科3年生(ビジネス情報選択者)を対象に、講師の大谷直子先生から、グラフィックデザイナーの仕事やデザインについて、多くのことを学びました。デザインとは伝えたいことを正しくわかりやすく伝えることであり、自分の思いを発信していく、一方で他人の話を聞くことも重要だということも学びました。
自分の好きな本の帯作り実習では、先生のお手本を参考にしながら、集中して取り組み、自分の「好きの気持ち」を帯に自由に表現し、オリジナルな作品を作り上げました。最初は難しいと感じたようですが、どの生徒も楽しんで取り組むことができました。
今回の講義では、デザインについて学ぶと同時に、自分から情報発信することが人とのつながりを生み出し、新たな世界が開けてくるのだということも知ることができました。
大谷先生ありがとうございました。

◆生徒の感想より(生徒感想文より抜粋)
・グラフィックデザイナーの仕事について、どんなことをしているのかわからなかったけれど、今回の授業でとても夢がある仕事だということがわかりました。私はデザインのアイデアがなかなか思いつかないのですが、授業の中で、先生が日常の生活からヒントをもらっているということを聞けたので、私も日常からヒントを見つけようと思いました。自分の好きなことを仕事にできることはとてもいいなと思いました。
・私は、先生の好きなことをずっとやり続けている姿をすごいなと思いました。私は興味を持ったことはすぐ行動に移すのですが、すぐに諦めてしまう性格なので一つのことをやり続けることができず、趣味といえるものがありません。でも、先生は一つのことを何十年もずっと続けているので、そこにすごく魅力を感じました。
・デザインすることの楽しさやおもしろさなどたくさんのことを学ぶことができました。また、何を伝えたいのか、何をデザインすればわかりやすくなるのかを考えることはとても難しいことだということも感じました。
・本の帯を作る作業では、最初は難しくて自分にはできないかもと思ったけど、やり始めてみると作業する手が止まらず、とても楽しかったです。他の人が作った作品も、みなそれぞれ工夫がたくさんされていて面白かったです。
・今、授業では自分のキャッチコピーとロゴマークを考えて作っています。自分のロゴマークから何を伝えたいのか、そしてよりインパクトのあるキャッチコピーを作れるように、今回習ったことを活かしていきたいです。