生活情報科 日本茶講習会 中道尚子先生・中村尊子先生

2月17日(水)、生活情報科の「職業系学科の魅力発信プロジェクト」事業で日本茶についての講義が行われました。
生活情報科2年生を対象に、講師の中道尚子先生、中村尊子先生から、日本茶の知識やお茶の入れ方、出し方などの作法について、多くのことを学びました。
1時間目は、お茶についての基礎的な知識を学び、その後、「なんちゃって茶歌舞伎」というお茶の種類を当てるゲームをしました。お茶の色や香り、味を見ながら何のお茶かを当てることは、普段ほとんど急須に入れたお茶を飲むことのない生徒達にとって難しいことでしたが、みな楽しみながら取り組んでいました。2時間目は、お茶の入れ方や出し方を学びました。急須に注ぐ湯の温度や時間、注ぎ方やお茶碗の出し方など、詳しく教えていただきました。また、技術的なこと以外に、愛情を持ってお出しする気持ちが大切だということも教わりました。
普段、ペットボトルのお茶に慣れ親しんでいる生徒達にとって急須で入れたお茶はとても美味しく、改めて日本茶の素晴らしさに気づかされました。
中道先生、中村先生ありがとうございました。

◆生徒の感想より(生徒感想文より抜粋)
・普段、お茶の香りや色について感じようと思ったことはありませんでしたが、今回、飲み比べをして、お茶によって色が違ったり、温度で味に違いが出ることがわかりました。
・今日の講義を受けて、ペットボトルのお茶はとても便利ですが、手間がかかっても、家では急須で入れたお茶を飲む機会を増やしたいと思いました。
・家では麦茶を飲むことが多く、他のお茶を知らなかったので、今回4種類ものお茶を飲むことができ、楽しかったです。急須で入れたお茶は美味しかったので、また家でも入れてみようと思いました。
・お茶をお出しするのは簡単なようで難しいということがわかりました。また、形だけではなく、美味しいお茶をお出しするという気持ち、愛情が大切だということも学びました。
・社会人になると、お客様にお茶をお出しする機会も多くなると思います。その時に、美味しいお茶が出せるように、今日習ったことをしっかりと覚えておきたいと思います。