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平成29年度 大学との連携による学問発見講座

 今年度も福井県立大学海洋生物資源学部教授 大泉徹先生をお招きして、1年連携クラスを対象に「大学との連携による学問発見講座」を開催しました。

 まず1回目は、9/13(水)に大泉先生に「水産物の加工技術に科学の光を」と題して、「へしこなどの水産加工技術を科学的に検証し、発展させる取組について」の講義をお聞きしました。その講義で興味をもったことをきっかけに、「水産業や水産物の利用・加工にはどのような課題があるか、また、課題の解決に向けて何が必要か」をグループで調べ、考察し、情報の授業でパワーポイントを作成し、発表する準備を進めてきました。

 そして2回目の12/14(木)、発表会を行い、自分達の意見を発表し、他のグループの発表を聞いて、自分達の考察をさらに深く広くすることができました。

 大泉先生からは「熱心に取り組んできたことが分かる、いい発表がたくさんありました。クイズ形式を取り入れるなど、聞き手とのコミュニケーションを取りながらのプレゼンもあり良かったです。」 「より良いものにするためには、1.詰め込みすぎない(調べたこと全てでなく、精選して発表する) 2.質問力を磨く(疑問を持って話し合うことで、内容が発展する) 3.新しい発見、考えも入れる(班で議論する中で出てきた新しい考え方も入れる) 等を考えるといいです。」とのお言葉をいただきました。

大泉先生ありがとうございました。

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<生徒感想>

・今回の課題研究発表では、現在の水産業が抱える問題について、たくさんのことを知ることができました。実際に調べていくと、現在の漁獲量の深刻さにとても驚きました。またその原因は、環境変化や乱獲など、ほとんどが人間の行動によるものだと分かりました。

・私は初め水産業や水産加工物について全く関心がなく、正直何を調べるかなどは悩みましたが、班の友達のアイディアで調べることが決まって、調べていくうちに少しずつ興味がわいてきました。こういう機会が無ければ全く関心を持つことはなかっただろうから、とても良い時間になったと思います。

・中間発表ではうまくスライドと合わない、セリフを間違えるなどといったことが起きましたが、そのあとの練習でしっかりと克服し、本番ではとても良い発表ができたと思うのでよかったです。他の班もそれぞれ個性的な発表で自分たちの参考になるものばかりだったのでしっかり勉強したいなと感じました。

・最初の先生の講義を聞いてとても内容が難しくまとめられるか心配でしたが、調べていくうちに、自分たちの生活に密接に関わっており、この問題を解決するために、私たちがどうあるべきかを考えながら調べることができました。

・いつもなにげなく食べている魚のことについての調べ学習だったが、現状についてわからないことを知れたのでよかったです。現状を調べてみると驚くことばかりでした。いつも食べていた魚が絶滅危惧種になりつつあることに一番驚きました。そういう現状をふまえ、何をすべきなのか、どういう取組をすべきなのか考えることができました。答えを自分たちで探すことはとても楽しいことがわかりました。

・これから、プレゼンを作って誰かに聞いてもらうことが増えてくると思います。そんな時に、いいプレゼンを作って聞く人にしっかりと伝わるような発表をしたいと思います。これから、今回の調べ学習で学んだことを生かし発揮できればいいと思います。

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