美術

美方高校美術部は、創立以来続いている部活動の内の一つで、日々作品を制作し、大会などに出品しています。日々の取り組みは自由ですが、自分で時間をコントロールしながら作品を作ります。これまでにたくさんの生徒が県の代表として全国大会に出場しています。また、美術系進学希望者が在籍し、デッサンなどの勉強も行っています。これまでに、全国各地の美術大学や美術系の専門学校にたくさんの生徒が進学しています。

主な行事 出品・参加について
5月 ・美術部研修(県外美術館へ) ・部独自の美術館研修
6月 ・美方高校文化部(ラ・ベラ・ピアッツア) 出展
・敦賀市美術展 出展
・作品制作(ラ・ベラ、市美展用)
・全員参加
7月 ・全国高等学校総合文化祭
・夏期表現研修会
・県代表者のみ
・県美術部会の研修会 希望者のみ
8月 ・美浜美術展出品 ・公募のため、希望者のみ
9月 ・学校祭 出展 ・作品制作 全員参加
(学校祭、県高総文祭、県美展用)
10月 ・福井県高等学校総合文化祭 出展
(次年度全国総合文化祭出品者選考会)
・県高総文祭 全員参加
(福井県立美術館)
11月 ・福井県美術展
・美方高校美術展
・近畿高等学校総合文化祭(県代表者のみ)
・希望者のみ出展
・美浜美術展共催 作品展示
・県美術部会の研修会参加
冬期 ・冬期表現研修会 ・県美術部会の研修会 希望者のみ

美術部の写真

部活動独自のもの  :  合宿、美術館研修、制作研修、デッサン、クロッキー など
地域等依頼のもの  :  壁画・看板制作、若狭町チャレンジウォークTシャツデザイン など
県・学校主催のもの :  文化展、福井県高等学校総合文化祭、表現研修会 など
そ  の  他   :美浜美術展、福井県美術展、敦賀市美術展、湖岳の郷文化展 など
公募展への参加は自由です。
〇 平成以降の全国総合文化祭 県代表歴 12回 15人
H元年、H8、H13、H14、H21、H22、H23、H24(2人)、H25(2人)、H26(2人)、H27、H29
〇 平成以降の近畿総合文化祭 県代表歴 4回 4人   H6、H11、H17、H22、H31

美大を目指す人へ

 美大(国公立)の試験は、センター試験3科目と実技試験(1次:デッサン、2次:専門実技+面接)で合否が決まります。デッサンができないと、専門実技を受験させてもらえない仕組みになっています。
デッサンは、鉛筆や木炭、併用の種類があり、モチーフ(描く対象)が石膏像や静物、人物など、大学によって傾向が異なります。
専門実技は専攻に応じて、油絵や彫塑、平面構成、立体構成などを課します。
各大学や学科に応じて、傾向が全く異なりますので、早くに志望校を決定し、できるだけたくさんの対策を行う必要があります。そのため、進学指導については個別に対応をしていますが、美術系の画塾に行かれることもお勧めしています。2つの理由があります。
1つは、大海を知るということです。日本中からたくさんの絵が上手い人たちが美大を目指して受験してきます。その人たちがどういう絵を描き、どのような方法を使っているか間近で体験しなくては、受験生本人が対応策を練れないからです。2つ目は、慣れです。大勢の受験生が、集中して実技試験に挑む姿に圧倒されないよう、自分なりの慣れが必要なのです。6時間~8時間の試験を、1~2日続けて挑むための集中力も、画塾でないと身につきません。
福井県は都会のように、毎日画塾に行ける環境ではありませんので、個別指導を上手に活用して美大を目指して下さい。まずは、志望校と志望専攻をできるだけ早くに決定しましょう!