７月１０日（月）、生活情報科全学年を対象に、世界的に有名なブライダルファッションデザイナー桂由美先生の講演会が行われました。講演では、先生の生い立ちや過酷な幼少時代、ブライダルファッションデザイナーとし成功されるまでの様子、ブライダルへの思いなどをお話しくださいました。
　生徒達は、戦争や戦後の過酷な状況についての体験談を聞き、今の生活が実に裕福であるかを思い知らされました。また、その悲惨な状況の中で夢を叶えるために活動し、日本に「ブライダル」という言葉を広めた桂先生に敬服していました。桂先生のお話をもっと聞きたい生徒達でしたが、終わりの時間が来て、大変残念がっていました。
　そして、桂先生のように自分の意思をしっかりと持ち、夢に向かっていきたいという気持ちを持てたようです。
　講演会終了後、記念写真撮影をしました。その後 、桂先生から生徒達に手を差し伸べ、握手をしてくださり、握手会が始まりました。

　このような機会を与えてくださいましたことに感謝申し上げます。
　桂由美先生ありがとうございました。

◆生徒の感想より（生徒感想文より抜粋）
・桂由美先生は、戦争で過酷な生活の中で、学べる場所が少ないにもかかわらず、自分の価値観を大切にされ、やりたいことを見つけ、たくさん行動して勉強に励まれたことを知り、かっこいいなと思いました。私も今の恵まれている環境で生きているからこそ、自分自身としっかり向き合って、今後の進路や学校生活を頑張ろうと思います。
・世界的にも有名な桂由美先生のブライダルやドレスに対する思いが、話を聴いている中で伝わってきて、とても感動しました。
・世界で活躍された桂先生のウェディングドレスをいつか着てみたいなと思いました。
・桂先生が私達と同年齢の時に、過酷な生活の中、自分の可能性を信じて、ウェディングファションデザイナーとして働く姿を素晴らしいと思うと同時に、私もこれからいろいろな困難が起きても、自分を見失わずに生きていこうと思いました。
・高校から始めた演劇は、ウェディングに役立っていると聞いて、経験して悪いことなんてないことがわかりました。たくさんの経験をされているからこそ、現在の先生がおられるのだなと思いました。