2月8日、本校にて3年食物科の謝恩会を開催しました。会食会を予定していましたが、コロナウイルスの感染状況をふまえ、生徒達の作った弁当を持ち帰っていただくという形になりました。
当日はほぼ全員の保護者が参加してくださり、調理をしている様子を見学していただきました。その後、生徒達がそれぞれ作った料理について思い出のエピソードを添えながら紹介しました。前日、雪で電車が止まったため、準備や仕込みができないものもあり、時間に間に合うか不安もありましたが、なんとか予定していた料理を完成させることができました。弁当の中には奇跡のレッスンで教えていただいた出汁を味わってもらいたいと、真丈や煮物を入れたり、検定や実技試験に合格するために、家の方にあきるほど食べてもらった思い出の料理を入れたり、さらには県の農林水産課から提供していただいた鯛を黄金焼きにして入れることができました。
3年間の感謝を伝えるとともに、自分たちの成長を感じてもらいたいと、試作を重ねて完成させた弁当。親や先生方に自分たちの思いのつまった弁当が届けられたことに生徒達も満足げな様子でした。