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食物科1年 社会人講師による講習

 食物科1年生は基礎的な技術が少し身についた3学期に、プロの方を招いた調理講習を集中して行っています。今年度は2月に3回の講習を行いました。

【寿司講習】
 2月17日、福井県日本調理技能士会 より、福井市の「寿司割烹八重」の福岡さん、「創彩希幸 寿し吉」の吉田さんを講師にお迎えして、寿司づくりの基礎技術指導を受けました。  
 実習では、すし飯の作り方、太巻き、細巻き、出し巻き卵の作り方などを教えていただき、実習の最後には、料理人としての仕事に対する姿勢や考え方、やりがいなどについてもお話しいただきました。この講習を通して、生徒たちは調理師免許を取得することの重みを感じたようです。講習後、来年度(2年生)の探究学習のテーマを「寿司」に決めました。

【和菓子講習】
 2月19日、敦賀市神楽の和洋菓子店「小堀菓舗」の小堀さん、内山田さんを講師に迎えて、和菓子講習を行いました。講習では、三色団子といちご大福の作り方を教えていただきました。その中で、作り方だけでなく、和菓子と洋菓子の違い、粉やでんぷんの特性の違いなども教えていただきました。また、お二人には、菓子職人として大切にしていることなども話していただきました。自分が「面白い」と思うことを突き詰めていく楽しさと大切さを学びました。

【包丁研ぎと和食講習】
 2月26日、敦賀市の「中村旅館 MARINE FARM NAKAMURA」の中村さんを講師に迎えて、包丁研ぎ講習と研いだ包丁を使ったちらし寿司の講習を行いました。
 中村さんは本校食物科を卒業されて、県外で料理人として仕事をされた後、現在はご実家で、調理の仕事と敦賀真鯛、マハタなどのブランド魚の養殖業をされています。実習では包丁の研ぎ方を教えていただき、自分の包丁を研いだ後、敦賀真鯛を使った華やかなちらし寿司の作り方を教えていただきました。先日の寿司講習の巻き寿司とは違った寿司を学ぶことで、どちらも探究学習の参考になると生徒たちは喜んでいました。

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