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新着情報

平成29年度 美方高等学校環境エネルギー教室

 1年生普通科を対象に平成29年度 美方高等学校環境エネルギー教室を開催しました。

 まず11/22()には、福井大学付属国際原子力工学研究所准教授ファン・ローウェン先生に原子力に関する講演をしていただきました。原子力のメリット(燃費がいい・ゴミが少ない二酸化炭素を発生しない)・デメリット(人間、動植物に危険がある)等についてお話しいただきました。

 次に11/24()には、近畿大学東大阪キャンパス内の原子力研究所を訪問しました。原子炉を真上から見学し、原子力発電所の構造や発電の仕組みを知ることができました。発電所は何万キロワットもの発電ですが、研究所は1ワットの発電であり、発電所の操作訓練や、中性子を利用した実験・研究に活用されていることを知りました。京大と近大にしか研究炉は無いので、貴重な体験でした。

 また、原子力研究所以外にも、英語村、図書館、法廷教室、学生食堂とキャンパス見学をしてくださり、大学の規模や施設の充実さを実感できる、よい機会となりました。

 近畿大学の職員の皆さん、学生の皆さん、本当にありがとうございました。

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<生徒感想>

 初めて間近に原子炉を見て、どんな風に電気がつくり出されているのか、どんな構造になっているのかを知ることができてよかったです。大きな出力を出していなくても、1wで日本の科学の発展につながっているんだなと思うとすごいなと思いました。今までエネルギーについて考えることがあまりなかったけれど、他にどんな取り組みがされているのか知りたいなと思いました。

 原子力って怖いイメージがあるけど、コストが小さいし、少ない量でたくさん発電できるので便利だと思いました。今までデメリットばかり見ていたけど、メリットがあって、それに着目することで物事を考える視点が大きく変わるなと実感しました。

平成29年度 大学との連携による学問発見講座

 今年度も福井県立大学海洋生物資源学部教授 大泉徹先生をお招きして、1年連携クラスを対象に「大学との連携による学問発見講座」を開催しました。

 まず1回目は、9/13(水)に大泉先生に「水産物の加工技術に科学の光を」と題して、「へしこなどの水産加工技術を科学的に検証し、発展させる取組について」の講義をお聞きしました。その講義で興味をもったことをきっかけに、「水産業や水産物の利用・加工にはどのような課題があるか、また、課題の解決に向けて何が必要か」をグループで調べ、考察し、情報の授業でパワーポイントを作成し、発表する準備を進めてきました。

 そして2回目の12/14(木)、発表会を行い、自分達の意見を発表し、他のグループの発表を聞いて、自分達の考察をさらに深く広くすることができました。

 大泉先生からは「熱心に取り組んできたことが分かる、いい発表がたくさんありました。クイズ形式を取り入れるなど、聞き手とのコミュニケーションを取りながらのプレゼンもあり良かったです。」 「より良いものにするためには、1.詰め込みすぎない(調べたこと全てでなく、精選して発表する) 2.質問力を磨く(疑問を持って話し合うことで、内容が発展する) 3.新しい発見、考えも入れる(班で議論する中で出てきた新しい考え方も入れる) 等を考えるといいです。」とのお言葉をいただきました。

大泉先生ありがとうございました。

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<生徒感想>

・今回の課題研究発表では、現在の水産業が抱える問題について、たくさんのことを知ることができました。実際に調べていくと、現在の漁獲量の深刻さにとても驚きました。またその原因は、環境変化や乱獲など、ほとんどが人間の行動によるものだと分かりました。

・私は初め水産業や水産加工物について全く関心がなく、正直何を調べるかなどは悩みましたが、班の友達のアイディアで調べることが決まって、調べていくうちに少しずつ興味がわいてきました。こういう機会が無ければ全く関心を持つことはなかっただろうから、とても良い時間になったと思います。

・中間発表ではうまくスライドと合わない、セリフを間違えるなどといったことが起きましたが、そのあとの練習でしっかりと克服し、本番ではとても良い発表ができたと思うのでよかったです。他の班もそれぞれ個性的な発表で自分たちの参考になるものばかりだったのでしっかり勉強したいなと感じました。

・最初の先生の講義を聞いてとても内容が難しくまとめられるか心配でしたが、調べていくうちに、自分たちの生活に密接に関わっており、この問題を解決するために、私たちがどうあるべきかを考えながら調べることができました。

・いつもなにげなく食べている魚のことについての調べ学習だったが、現状についてわからないことを知れたのでよかったです。現状を調べてみると驚くことばかりでした。いつも食べていた魚が絶滅危惧種になりつつあることに一番驚きました。そういう現状をふまえ、何をすべきなのか、どういう取組をすべきなのか考えることができました。答えを自分たちで探すことはとても楽しいことがわかりました。

・これから、プレゼンを作って誰かに聞いてもらうことが増えてくると思います。そんな時に、いいプレゼンを作って聞く人にしっかりと伝わるような発表をしたいと思います。これから、今回の調べ学習で学んだことを生かし発揮できればいいと思います。

11/25(土) 中高一貫中3生 スーパーティーチャー事業

11/25(土)午後、美方高校に連携中3生が集まり、スーパーティーチャー事業が行われました。

今年度は、京都市立洛北高等学校数学科教諭 矢野兼司先生をお招きし、「合同式と体」の授業をしていただきました。

詳しくはTOPページ右上の「四重奏21号」をご覧下さい。

12/15(金) 全国高校駅伝壮行式

12/15(金) 全国高等学校駅伝競走大会の壮DSC07707.JPG行式を行いました。

11/5に行われました県予選を勝ち抜き、全国大会に3年連続男女アベック出場を果たすことができました。応援いただきありがとうございました。

壮行式では、今井校長から、「毎朝、朝食を作ってくれる顧問はもちろん、家族、友達、地域のみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、精一杯頑張ってきてください。」と激励の言葉がありました。

さらに男女主将から、「これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを持って走ります。応援よろしくお願いします。」「自分達の満足のいく走りをしてきます。」と、力強い誓いの言葉がありました。

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 大会は、12/24(日)、京都市西京極陸上競技場をスタートするコースで開催され、

   女子は10:20 出発、男子は12:30出発です。

 みなさま、ご声援下さい。よろしくお願いします。

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